日本特殊陶業は、月面探査プログラム「HAKUTO-R」に参画し、2022年に月面での固体電池の世界初の実証実験を行う。酸化物系
電解質を用いた固体電池を開発しており、体積エネルギー密度などは、クラス最高水準の容量とサイズを達成したという。
宇宙空間や自動車のバックアップ用電源、海洋機器などでの利用を想定している。粉体の固体
電解質は、すでに国内外の電池メーカーから引き合いがきているとしており、電池事業と材料事業の両面で市場参入を伺っている。
非焼結型全固体電池は、実用化されている酸化物系固体電池と比べ最大100倍の容量を持つという。