政府は、ウクライナ支援のため、防弾チョッキなど
自衛隊装備品を供与することを決めた。
自衛隊調達の防弾チョッキは東レと(3101)東洋紡が納入しており、年間調達数は1万着程度と見られている。
防衛省のデータによれば、2015年の東レの防弾チョッキ3型の納入額は8億3100万円、2017年は7億2300万円となっている。高強度のパラ系アラミド繊維を使用しているようだ。東洋紡はザイロン繊維を用いた防弾チョッキを米国やドイツに供給するが、過去に強度不足で訴訟となり、和解金を支払った経緯がある。防弾チョッキという話題性はあるが、市場人気となる可能性は小さい。