塩野義製薬は、2022年2月7日、新型
コロナ治療薬「S-217622」の第2/3相
臨床試験でフェーズ2aの解析が完了したと発表した。抗ウイルス効果では、プラセボ群と比較して、4日目にはウイルス力価の陽性患者割合を約60~80%減少。ウイルス力価が陰性になるまでの時間の中央値を2日短縮した。安全性では、高度・重篤・
治験中止の原因となる有害事象は見られず、ほぼ全ての有害事象は軽度で、副作用も全て軽度だったとしている。
また、軽症・中等症患者については、2月8日にフェーズ2bの登録を終了。近日中にフェーズ3に移行する予定。
塩野義製薬の株価は2.97%高の7984円で推移している。