日立造船は通期経常利益を90億円から100億円と11.1％上方修正した。海外ごみ焼却発電施設の大口工事の進捗や工事のコストダウンなどが寄与する見通し。

また、2022年3月期第3四半期(4-12月)の経常利益は▲3.3億円となった(前年は5.69億円)。

主なセグメント別では、環境の営業利益は80％増の18億円。海外ごみ焼却発電施設の大口工事が進捗した。

機械・インフラの営業利益は66％減の3.89億円。自動車業界向けプレス機械が減少した。

日立造船の株価は2.37％安の743億円で推移している。