リボミックは、2021年12月28日、米国で進めている滲出型加齢黄斑変性治療薬「RBM-007」の第2相臨床試験でのトップラインデータに関する暫定的報告を発表した。RBM-007単独治療群とアイリーアとの併用治療群において、アイリーア単独治療群を上回る視力の改善効果が認められなかったとしている。

一方で、平行して実施している未治療のwet AMD患者に対するRBM-007単独治療試験では途中経過ながら視力と網膜組織構造の改善効果が認められているとしている。

今後は、TOFU試験の副次的評価項目を含めた詳細解析を進めると同時に、TOFU試験完了者に追加投与を行ったRAMEN試験や医師主導治験であるTEMPURA試験が完了した後に、それらの結果をとりまとめ、お知らせする予定としている。

リボミックの株価は18.64％安の611円で推移している。