商船三井は、英フローテーションエナジーと日本における洋上風力発電事業開発における協業で合意した。フローテーションエナジーは、世界有数の浮体式洋上風力発電事業者で世界最大の浮体式洋上風力発電所であるスコットランドのキンカ―ディン洋上風力発電プロジェクトの実績があるほか、英国南西沖において100メガワットの実証実験プロジェクトの開発権を取得している。日本では新潟を始め、2ギガワットの洋上風力発電事業開発を計画している。

商船三井は洋上風力発電や水素、アンモニアなどといったクリーンエネルギー事業を次世代事業の柱と位置づけている。洋上風力発電事業では、これまでにＳＥＰ船（洋上風力発電設備設置船）事業へも参画しており、メンテナンス事業にも意欲を持っている。