日産自動車は2022年3月期の営業利益を1500億円から1800億円と20%上方修正した。新型
コロナや
半導体供給不足の影響から減産を余儀なくされ、年間販売台数見通しを440万台から380万台に修正する一方、自動車の需給バランスのタイト化や新車投入で販売奨励金の減少が進み収益性が改善。販売金融事業も想定を上回り増益となる見通し。
また、2022年3月期第2四半期(4-9月)の営業利益は1391億円となった(前年は▲1587億円)。販売費用や固定費が減少し、各市場で販売の質が向上していることから収益が向上した。
日産自動車の株価は1.5%安の589.7円で推移している。