豊田合成は、熱を電力に変換する「
熱電発電」の独自技術を持つ
スタートアップ企業、Eサーモジェンテック(京都市)に出資した。Eサーモジェンテックは、コア技術である
熱電発電モジュールの基本特許を有しており、極薄フレキシブル基板上に、熱電素子を高速高密度で実装出来る技術を持つ。熱回収効率は、従来のセラミック基板型に比べ約3倍となっている。
熱電発電モジュールの市場は、省エネ用、
IoT用を中心に、2026年には11億ドルに拡大すると見られている。中でも
IoT用無線センサネットワークの構築が急伸中で、自立電源技術が必須になっている。