ジンズホールディングスは、2021年6月23日、仏FITTINGBOXと資本業務提携すると発表した。完了は2021年7月30日を予定する。

FITTINGBOXは世界トップレベルのアイウエア業界のテクノロジー企業で、バーチャル試着やARソリューションなどデジタル技術を活用したソフトウエアライセンス販売などを行っている。

ジンズホールディングスは国内外のJINSブランドのECサイトや店舗で、FITTINGBOXが持つデジタル試着サービスなどのライセンスの活用や、新規デジタルサービス開発支援・共同開発などを進め、デジタルサービスを使用した購買体験の向上を進めるとしている。

ジンズホールディングスの株価は緩やかに上昇トレンドが続いており、本日は0.74％高の8130円で推移している。今後の展開で株価が上昇するかに注目しておきたい。

なお、経常利益は2019年8月期が70億円、2020年8月期が58億円で推移した。2021年8月期は78億円を計画しており、成長にも期待されるが、中間期(9-2月)時点ではテレビCMの広告宣伝費が増加したことなどから進捗率が32.7％となっている。下期の利益推移も注目される。