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2021/6/23 10:17
(6997) 日本ケミコン 硫化物系小型全固体電池向けにリチウムイオン電池用導電助剤を事業化
日本ケミコンは、マクセルが世界初の製品化を目指す硫化物系小型全固体電池向けにリチウムイオン電池用導電助剤を事業化する。粘土状で加工しやすい電極向けの導電材料を開発し、ブリヂストン子会社の旭カーボン技術開発および製造について協業する。製造設備を新設し、マクセル向けにサンプル出荷、2023年から本格的な量産体制に移行する。正極材向けを中心に電池の機能改善効果を追求し、シリコン含有の負極材向けの提案も検討する。本格的な量産時には年間100トンを販売する計画。
マクセルは固体電解質を三井金属と共同開発し、硫化物系固体電解質を用いた全固体電池を開発している。日立造船も量産計画を持っており、ウエアラブル機器やIoT機器向けの需要を狙う。
マクセルは固体電解質を三井金属と共同開発し、硫化物系固体電解質を用いた全固体電池を開発している。日立造船も量産計画を持っており、ウエアラブル機器やIoT機器向けの需要を狙う。