花王は東京理科大とバイオ
燃料電池の共同研究契約を締結した。バイオ
燃料電池は酵素や微生物を利用して発電する仕組みで、金沢大学のブドウ糖や果糖を燃料とする酵素
燃料電池や、金沢工業大の汚水中の有機物を燃料とする微生物
燃料電池などの研究が進んでいる。
東京理科大学は、汗から生み出す薄膜型ウェアラブルバイオ
燃料電池を開発しており、花王と協力して、心拍数や発汗といった健康状態をはかれるスマートウオッチ電源を想定し、開発を進める。従来の乳酸バイオ
燃料電池と比較してより高い出力が得られており、医療分野やスポーツ分野などで製品化を目指す。