前2月期売上は8104億円から7660億円、売上収益を3375億円から3190億円、営業損益を206億円の赤字から242億円の赤字、最終損益を186億円の赤字から260億円の赤字へ下方修正した。昨年秋以降、客数や売上は回復傾向にあったが、第4四半期では店舗立地地域で新型
コロナ感染者が拡大し、年明け以降
緊急事態宣言の発出で再び大きく減少した。
パルコの完全子会社化による不動産事業の強化や金融事業の育成を進めているが、
インバウンドが戻らず、百貨店事業の先行きはなお不透明。不動産事業も公示地価が6年ぶりに下落するなど、収益環境が悪化している。