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2021/2/1 08:30
(6701) 日本電気 第3四半期連結業績は減収増益、5G基地局の出荷が本格化
4-12月売上は6.0%減の2兆444億円、営業利益は5.7%増の823億円、純利益は10.9%増の545億円となった。第3四半期は減収で、通期営業利益予想は1500億円で未達の可能性が高そうだ。新型コロナの影響は営業利益で650億円のマイナスとしていたが、これを500億円のマイナスへと見直した。自治体向けは堅調で、改善傾向としている。GIGAスクール構想により教育機関向けパソコンが寄与している。第3四半期から5G基地局の出荷が本格化し、ネットワーク部門の売上は13.4%増。
5Gコアでは、NTTドコモと楽天モバイルが採用し、海外展開では英国に開発拠点を設立したほか、テレフォニカドイツによるO-RAN実証実験にも選定されている。通期業績見通しは据え置いたが、ポスト5Gを評価する動きは継続しよう。
5Gコアでは、NTTドコモと楽天モバイルが採用し、海外展開では英国に開発拠点を設立したほか、テレフォニカドイツによるO-RAN実証実験にも選定されている。通期業績見通しは据え置いたが、ポスト5Gを評価する動きは継続しよう。