注目銘柄
2020/12/24 10:26
昨年末にレジストに使うフッ化アルゴンの新工場を完成させ、生産能力を5割高めたようだ。ArF(波長193 nm)は、EUV(波長13.5 nm)の一つ前の世代だが、現状では最も需要が強く、ArFフォトレジスト用モノマーの世界シェアが6割を超えている。EUV用モノマーも試作段階から本格的な量産段階に移行した模様で、中期経営計画は、2018年1月、2019年11月と2度上方修正している。
最終年度の2024年11月期売り上げは370億円以上、営業利益は50億円以上、営業利益は13.5%以上が目標で、1年程度の前倒しは十分可能性がありそうだ。フォトレジストでは、(4186)東京応化工業と(4185)JSRが世界トップシェアを争い、(4063)信越化学工業、(4005)住友化学、(4901)富士フイルム HDが上位5社だが、原料モノマーの供給企業として大阪有機化学工業が浮上する。特に今期から3年間の成長率は高くなりそうだ。
最終年度の2024年11月期売り上げは370億円以上、営業利益は50億円以上、営業利益は13.5%以上が目標で、1年程度の前倒しは十分可能性がありそうだ。フォトレジストでは、(4186)東京応化工業と(4185)JSRが世界トップシェアを争い、(4063)信越化学工業、(4005)住友化学、(4901)富士フイルム HDが上位5社だが、原料モノマーの供給企業として大阪有機化学工業が浮上する。特に今期から3年間の成長率は高くなりそうだ。