はやぶさ2の帰還まで1週間を切っており、NECのイオンエンジンの注目度が上がっている。小惑星のかけらが入ったカプセルを地球へ投下することが注目されているが、イオンエンジンの燃料は半分程度残っており、
はやぶさ2は新たなミッションに旅立つ。
次の目的地は地球と火星の間を回るりゅうぐうより小さい小惑星「1998KY26」で、到着は2031年10月頃と打ち上げから17年近い挑戦が待っている。イオンエンジンはマイクロ波を使ってプラズマを作るため、推進力は小さいが、燃費は非常に優れている。イオンエンジンは
超小型衛星の世界を変えるとも言われており、日本の宝でもある。