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2020/10/20 17:02
(4974) タカラバイオ 中間期経常利益を52.7%上方修正 PCR検査関連の需要増
9月中間期売上を168億円から173億円、営業利益を25億円から38億円、純利益を12億円から23億円へ上方修正した。8月に続いて二度目の上方修正だが、通期営業利益は65億円、純利益40億円を据え置いている。据え置かれた数字どおりでも二期連続の最高益更新となる。新型コロナウイルス検査用のPCR関連製品売上が伸びているほか、アンジェスのDNAワクチンの受託製造も利益を押し上げている。アンジェスのDNAワクチンは産学連合で、2021年3月までに100万人分生産する体制となっている。タカラバイオは培養タンクを200リットルから最大3000リットルに拡張するため、恩恵は大きい。
期初予想は新型コロナのリスクのみを織り込んだ計画だったが、日を追う毎にメリットが大きくなっており、11月10日の決算発表で、通期業績予想も上方修正されよう。
タカラバイオの株価は53円安の2765円で推移している。
期初予想は新型コロナのリスクのみを織り込んだ計画だったが、日を追う毎にメリットが大きくなっており、11月10日の決算発表で、通期業績予想も上方修正されよう。
タカラバイオの株価は53円安の2765円で推移している。