注目銘柄
2020/7/29 16:21
(4452) 花王 通期営業利益を2200~3000億円から1900億円に下方修正 中間期は13.8%減
花王は通期営業利益を2200~2300億円から1900億円に下方修正した。新型コロナウイルスの影響を受け非常に厳しい結果となったとしている。
第3四半期は前年の消費増税に伴う駆け込み需要による反動で前年比で厳しいが、第4四半期は全体として徐々に回復すると想定する。一方、新型コロナウイルスの再拡大で事業活動の影響や想定よりも化粧品事業等の回復が遅れた場合は今回の予想を下回る可能性があるとしている。
また、2020年12月期第2四半期(1-6月)の営業利益は13.8%減の744億円となった。
主なセグメント別では、化粧品事業の営業利益は▲48億円(前期は147億円)。インバウンド需要の減少や世界中の外出規制で外出自粛や小売店の臨時休業などが影響した。一方、中国ではEコマースを強化し「フリープラス」「キュレル」が順調に推移した。
シャンプーなどのスキンケア・ヘアケア事業は5.6%増の242億円。「ビオレ」のハンドソープや手指の消毒液などが寄与した。
洗剤などのファブリック&ホームケアは31.6%増の333億円。衣料用洗剤や漂白剤、台所用漂白剤などが増加。業務用製品で手指消毒液の増産体制を大幅強化し、飲食店や宿泊施設、医療機関などに供給した。
花王の株価は146円安の8288円で推移している。
第3四半期は前年の消費増税に伴う駆け込み需要による反動で前年比で厳しいが、第4四半期は全体として徐々に回復すると想定する。一方、新型コロナウイルスの再拡大で事業活動の影響や想定よりも化粧品事業等の回復が遅れた場合は今回の予想を下回る可能性があるとしている。
また、2020年12月期第2四半期(1-6月)の営業利益は13.8%減の744億円となった。
主なセグメント別では、化粧品事業の営業利益は▲48億円(前期は147億円)。インバウンド需要の減少や世界中の外出規制で外出自粛や小売店の臨時休業などが影響した。一方、中国ではEコマースを強化し「フリープラス」「キュレル」が順調に推移した。
シャンプーなどのスキンケア・ヘアケア事業は5.6%増の242億円。「ビオレ」のハンドソープや手指の消毒液などが寄与した。
洗剤などのファブリック&ホームケアは31.6%増の333億円。衣料用洗剤や漂白剤、台所用漂白剤などが増加。業務用製品で手指消毒液の増産体制を大幅強化し、飲食店や宿泊施設、医療機関などに供給した。
花王の株価は146円安の8288円で推移している。