ヤマハ発動機の2020年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益は28.5％減の268億円となった。二輪車の出荷台数は9.6％減の112万台となるなど、新型コロナウイルスの影響で全事業で減益となった。

セグメント別では、ランドモビリティ事業の営業利益は7.5％減の86億円。フィリピンやインド、ベトナムなどで販売が減少した。

マリン事業の営業利益は27.5％減の155億円。船外機の在庫調整やWV・ボートなどが新型コロナウイルスの影響で減少した。

ロボティクス事業の営業利益は89.2％減の2.57億円。自動車関連向けの減少が影響した。

新型コロナウイルスの影響では、一部の地域・国において操業停止などが発生している。

ヤマハ発動機の株価は54円安の1555円で推移している。