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2020/7/9 08:09
(4188) 三菱ケミカルグループ 植物由来の新型コロナワクチンの開発で、英GSK(グラクソスミスクライン)と協業
田辺三菱製薬の子会社であるカナダの「メディカゴ」が、植物由来の新型コロナワクチンの開発で、英GSK(グラクソスミスクライン)と協業し、7月中旬から第1相臨床試験を開始する。GSKは医薬品の効果を高める物質のアジュバントを提供し、1回の接種で必要な抗原量を減らし、ワクチンの生産量を増やすことが期待される。第1相臨床試験では、GSKのアジュバントやその他のアジュバントを添加し、3グループに21日間隔で2回接種し、安全性と免疫原性を評価する。
メディカゴのVLP(ウイルス様粒子)ワクチンは、遺伝子情報を持たず、安全性が高いとされている。VLPはウイルスと同様の外部構造を持ち、植物を使用した製造技術で、短期間に大量生産できるという。
メディカゴのVLP(ウイルス様粒子)ワクチンは、遺伝子情報を持たず、安全性が高いとされている。VLPはウイルスと同様の外部構造を持ち、植物を使用した製造技術で、短期間に大量生産できるという。