注目銘柄
2020/5/18 15:22
(4543) テルモ 20年3月期営業利益は3.7%増 カテーテルなどが好調
テルモの2020年3月期営業利益は3.7%増の1106億円となった。通期は2.2%増の1090億円を計画しており、計画を16億円上回った。心臓血管カンパニーのカテーテル事業やニューロバスキュラー事業が好調に推移した。
セグメント別では、心臓血管カンパニーの利益は7.3%増の868億円。カテーテル事業やニューロバスキュラー事業の脳梗塞治療用製品、袋状脳動脈瘤デバイス「ウェブ」などが好調に推移した。
ホスピタルカンパニーの利益は5.8%減の252億円。ホスピタルカンパニーの利益は11.2%減の198億円。スプレー式癒着防止剤「アドスプレー」や麻酔用鎮痛剤「フェンタニル注射液」などが順調に推移した。
血管・細胞テクノロジーカンパニーの利益は3.9%減の150億円。グローバルで成分採決装置の新ソフトウェア導入などがけん引した。
2021年3月期の業績予想は未定としている。新型コロナウイルスの影響では、心臓血管カンパニーで緊急性の低い症例の延期などから需要減少が見込まれる。一方、ホスピタルカンパニーと血液・細胞テクノロジーカンパニーでは医療インフラ製品や慢性疾患向け製品が多いことから影響は限定的としている。
テルモの株価は90円高の3742円で推移している。
セグメント別では、心臓血管カンパニーの利益は7.3%増の868億円。カテーテル事業やニューロバスキュラー事業の脳梗塞治療用製品、袋状脳動脈瘤デバイス「ウェブ」などが好調に推移した。
ホスピタルカンパニーの利益は5.8%減の252億円。ホスピタルカンパニーの利益は11.2%減の198億円。スプレー式癒着防止剤「アドスプレー」や麻酔用鎮痛剤「フェンタニル注射液」などが順調に推移した。
血管・細胞テクノロジーカンパニーの利益は3.9%減の150億円。グローバルで成分採決装置の新ソフトウェア導入などがけん引した。
2021年3月期の業績予想は未定としている。新型コロナウイルスの影響では、心臓血管カンパニーで緊急性の低い症例の延期などから需要減少が見込まれる。一方、ホスピタルカンパニーと血液・細胞テクノロジーカンパニーでは医療インフラ製品や慢性疾患向け製品が多いことから影響は限定的としている。
テルモの株価は90円高の3742円で推移している。