島津製作所は肺炎を診断する回診用X線撮影装置を中国北京工場で増産する。北京工場は
医療機器を製造するため、中国当局から特別な許可を得ており、春節明けの1月末から稼働している。中国国内で肺炎感染が拡大し、医療機関から肺炎診断装置の受注が急増しており、生産を倍増させる。移動式のため救急医療などの多様な現場で活躍できるのが特徴で、価格は1億円とみられる。
島津製作所は武漢市紅十字会に1600万円の義援金を送り、X線撮影装置も一台寄付していた。
医療機器拡大のためには良い切っ掛けになったようで、株価は売られ過ぎゾーンを脱していない。