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2020/1/22 12:36
(5423) 東京製鐵 鋼材市況は底入れ、通期営業利益を上方修正
4-12月売上は9.3%減の1400億円、営業利益は28.7%増の143億円、純利益は26.5%増の133億円となった。海外鉄鋼メーカーに採算悪化回避の動きが出たため、鋼材市況は底入れ。国内は物流倉庫や土木物件など建設分野の鋼材需要が堅調だった。製品出荷単価の下落が想定より小幅となり、原料の鉄スクラップが3年ぶりの低水準となったことで、利益を押し上げている。
3月通期売上は1830億円から1800億円へ下方修正するが、営業利益は140億円から170億円、純利益は130億円から160億円へ上方修正し、一転増益となる。市場コンセンサスは減益幅拡大となっており、好感されそうだ。期末配当も7円から8円へ増配する。
3月通期売上は1830億円から1800億円へ下方修正するが、営業利益は140億円から170億円、純利益は130億円から160億円へ上方修正し、一転増益となる。市場コンセンサスは減益幅拡大となっており、好感されそうだ。期末配当も7円から8円へ増配する。