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2019/8/29 10:48
(9603) HIS 訪日旅行は競争激化で利益率が低下し、ハウステンボスの入場者数が想定以下
第3四半期にあたる11-7月売上は12.4%増の5737億円、営業利益は18.1%増の113億円、純利益は44%増の64億円となった。主力の旅行事業では大型連休の効果で高水準となり、オンラインの取扱が増加したが、梅雨明けが遅れ、天候不順の影響も出ている。ハウステンポス事業は、訪日外国人が減少しており、場内メンテナンスの経費増で減益となった。
今期売上は7.9%増の7860億円、営業利益は11%増の200億円、純利益は0.3%増の111億円を計画していたが、旅行事業で新規連結効果もあり売上は8000億円へ上方修正。日本初の海外旅行は好調だが、訪日旅行は競争激化で利益率が低下し、ハウステンボスの入場者数が想定以下となるために、営業利益は200億円から160億円、純利益は110億円から96億円へ下方修正した。ホテル事業の強化を狙ったTOBは失敗したが、資金は別の成長事業へ振り分ける可能性もありそうだ。韓国からの観光客減少は今年中に終息すると見られる。
今期売上は7.9%増の7860億円、営業利益は11%増の200億円、純利益は0.3%増の111億円を計画していたが、旅行事業で新規連結効果もあり売上は8000億円へ上方修正。日本初の海外旅行は好調だが、訪日旅行は競争激化で利益率が低下し、ハウステンボスの入場者数が想定以下となるために、営業利益は200億円から160億円、純利益は110億円から96億円へ下方修正した。ホテル事業の強化を狙ったTOBは失敗したが、資金は別の成長事業へ振り分ける可能性もありそうだ。韓国からの観光客減少は今年中に終息すると見られる。