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2019/7/25 10:32
(6594) ニデック 3四半期連続減益も、通期業績予想は据え置き
4-6月売上は3%減の3608億円、営業利益は38.8%減の279億円、純利益は90.7%減の34億円となった。4-9月期は下方修正したが、売上・営業利益は据え置き、セコップ社の冷蔵庫コンプレッサー事業売却損を第1四半期に計上したことによるもので、通期営業利益は34.1%増の1750億円を据え置いている。会社側は7-9月からの回復シナリオを想定している。4-6月期は為替変動要因が出ており、構造改革費用も増加している。
車載製品では新規受注が計画以上で、先行開発費を45億円追加した。液晶ガラス基板搬送用ロボットや検査装置は不振。HDD用モーターは増収増益となっている。500億円、500万株の自社株買い枠は温存しており、下げても対処は出来そうだ。業績底入れ時期を1-3月期から4-6月期に後ろ倒ししており、7-9月以降の回復を信じるか否かだが、半導体関連が7月高値を奪回しており、出遅れ感はある。
車載製品では新規受注が計画以上で、先行開発費を45億円追加した。液晶ガラス基板搬送用ロボットや検査装置は不振。HDD用モーターは増収増益となっている。500億円、500万株の自社株買い枠は温存しており、下げても対処は出来そうだ。業績底入れ時期を1-3月期から4-6月期に後ろ倒ししており、7-9月以降の回復を信じるか否かだが、半導体関連が7月高値を奪回しており、出遅れ感はある。