安川電機の2020年2月期3-5月期の経常利益は58.6%減の69億円となった。日本は、自動車関連の需要が底堅く推移する一方、
半導体関連の設備投資は前期半ばからの弱含みが継続した。米国は、オイル・ガス関連が底堅く推移する一方、
半導体市場・自動車市場関連の需要が伸び悩んだ。欧州は、自動車向け需要が堅調も、全般的な設備投資は低迷した。
中国は、金融緩和など財政政策で持ち直す動きがみられるも、米中貿易摩擦の影響で設備投資が伸び悩んだ。中国を除くアジアは、韓国を中心とした
半導体市場の調整を受け、需要が低迷した。
安川電機の株価は15円高の3565円で推移している。