前4月期売上は41.9％増の19億円、営業利益は36.1％増の4億3100万円、純利益は34.1％増の2億9300万円となった。ｉＰａｄなどのタブレットを利用したクラウドＰＯＳレジ「スマレジ」の登録店舗数は4月末で6万6821店舗を突破し、累計取扱高は1兆7000億円を超えてきた。クラウドサービスの月額課金は41.7％増の10億2300万円、関連機器販売も42.3％増の9億4583万円となった。

今期も10月に予定されている消費増税に伴う軽減税率への対応なども追い風となり、先行きは明るい。今後はスマレジに蓄積される取引データの活用に注力し、商取引のプラットフォームとする方向。20年4月期売上は26.5％増の25億円、営業利益は13.4％増の4億8900万円、純利益は25.7％増の3億6800万円を計画する。レジ機能だけでなく、顧客管理や在庫管理にも対応しており、軽減税率に対応していることから、秋にかけて販売が加速しそうだ。スマレジの株価は210円安の3060円。