JCRファーマは、2019年6月10日、「テムセルHS」の静脈内投与による新生児低酸素性虚血性脳症に対する適応拡大について、第1/2相
臨床試験の
治験計画の届け出が受理され、7月から試験開始すると発表した。
新生児低酸素性虚血性脳症は、妊娠中または出産時の脳血流の減少で、胎児脳への酸素供給が不足することで発生する疾患。運動や精神発達障害、脳性麻痺などの脳神経障害を引き起こす。現在の治療法では治療を行った約半数の患児には効果が認められないとしている。
JCRファーマの株価は210円高の6590円で推移している。