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2019/5/7 10:47
(6981) 村田製作所 市場コンセンサスを下回る決算で目先は失望売り
村田製作所の2019年3月期営業利益は63.4%増の2668億円となった。主力の積層セラミックコンデンサが大幅に増加。17年9月に取得が完了したリチウムイオン二次電池の売上計上も寄与した。
2020年3月期営業利益は17.5%減の2200億円を計画する。エレクトロニクス市場は、中期的には5G導入や自動車の電装化で拡大する見通しも、短期的には電子機器の生産調整や電子部品の在庫調整が影響し、2020年3月期の前半は需要に勢いが欠けると予想。操業度の低下や設備投資の増加、新製品開発に向けた研究開発費の増加などを見込む。設備投資では全体で3000億円を計画する。
スマホ市場の低迷で足元の受注は減少しているが、下期から5G需要の増加に期待し、6月以降は車載向け受注が増加するとの見通しを立てている。スマホ向けMLCC(積層セラミックスコンデンサ)は受注減でも値上げ効果があり、最悪期は脱している。市場コンセンサスを下回る決算で目先は失望売りが出ている。
2020年3月期営業利益は17.5%減の2200億円を計画する。エレクトロニクス市場は、中期的には5G導入や自動車の電装化で拡大する見通しも、短期的には電子機器の生産調整や電子部品の在庫調整が影響し、2020年3月期の前半は需要に勢いが欠けると予想。操業度の低下や設備投資の増加、新製品開発に向けた研究開発費の増加などを見込む。設備投資では全体で3000億円を計画する。
スマホ市場の低迷で足元の受注は減少しているが、下期から5G需要の増加に期待し、6月以降は車載向け受注が増加するとの見通しを立てている。スマホ向けMLCC(積層セラミックスコンデンサ)は受注減でも値上げ効果があり、最悪期は脱している。市場コンセンサスを下回る決算で目先は失望売りが出ている。