注目銘柄
2018/10/23 07:14
(4118) カネカ 生分解プラスチックのトップランナー
【脱プラ】海洋汚染問題から脱プラスチックの気運が高まり、飲食店大手ではプラスチック製ストローの使用をやめる傾向が顕著になってきた。フランスでは脱プラを法制化しており、欧州中心に規制は厳しくなるため、国内でも生分解プラスチックの活用が進む。
多くの企業が参入するが、現在のトップランナーはカネカと見られる。カネカ生分解性ポリマー(PHBH)は欧州認証機関から海水中で生分解するとの認証を受けており、6ヶ月以内に90%以上が分解する。カネカはPHBHの製造設備に25億円を投資し、生産能力を5倍の年産5000トンに引き上げる。2022年には世界需要が100万トンを超えると見られており、年産2万トン規模もプラント建設も検討している。
JBPA(日本バイオプラスチック協会)には非常に多くの企業が加盟しており、本命を絞り込むのは難しい。スポット的に材料の出た銘柄が物色されることになりそうだ。
多くの企業が参入するが、現在のトップランナーはカネカと見られる。カネカ生分解性ポリマー(PHBH)は欧州認証機関から海水中で生分解するとの認証を受けており、6ヶ月以内に90%以上が分解する。カネカはPHBHの製造設備に25億円を投資し、生産能力を5倍の年産5000トンに引き上げる。2022年には世界需要が100万トンを超えると見られており、年産2万トン規模もプラント建設も検討している。
JBPA(日本バイオプラスチック協会)には非常に多くの企業が加盟しており、本命を絞り込むのは難しい。スポット的に材料の出た銘柄が物色されることになりそうだ。