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    ミシガン大学の2月米消費者態度指数(速報値)は67.8と市場予想(71.3)を下回る
    ミシガン大学の2月米消費者態度指数(速報値)は67.8と市場予想(71.3)を下回り、1月(71.1)からも低下した。1年先の予想インフレ率は4.3%と1月の3.3%から上昇し、23年11月以来の高水準となった。市場予想を下回ったことで、FRBは金利を下げにくいと受け止められた。

    全ての年齢層と所得層で信頼感が悪化し、5つの構成指数すべてが低下した。特に、耐久消費財の購買環境指数は12%減と大幅に落ち込み、関税政策の影響を回避するには「手遅れ」との見方が広がったことが要因とみられる。

    1年先のインフレ期待は3.3%から4.3%へ急上昇し、2023年11月以来の高水準に達した。1カ月で1ポイント以上上昇するのは過去14年間で5回目の異例な動きとなる。現在の水準は、パンデミック前の2.3~3.0%のレンジを大きく超えている。

    一方、長期的なインフレ期待も3.2%から3.3%へと上昇し、引き続きパンデミック前の2.2~2.6%の範囲を上回る水準が続いている。これは、インフレが長期的にも落ち着かない可能性を示唆しており、FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策にも影響を与える可能性がある。

株式情報更新 (4月19日)


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