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    米労働市場(JOLTS)、緩やかな軟化の兆し
    米労働省が発表した12月の求人・労働移動調査(JOLTS)によると、求人件数は756万件(市場予想は800万件)と、前月から55.6万件減少した。求人率は4.5%と0.4ポイント低下し、2021年1月以来の低水準となった。一方、採用数は546万人と前月からほぼ横ばいだった。離職者数は527万人とこちらもほぼ変わらず、うち自発的な離職は320万人だった。

    業種別では、専門・ビジネスサービス業で22.5万件、医療・社会福祉で18万件、金融・保険業で13.6万件の求人減少が目立った。一方、芸術・娯楽・レクリエーション業では6.5万件増加した。

    労働市場は依然としてタイトな状況が続いているものの、緩やかな軟化の兆しが見られる。FRBの利上げ効果が徐々に表れ始めており、今後の雇用・賃金動向が注目される。

株式情報更新 (2月5日)


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