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2025/2/1 11:19
(5333) 日本ガイシ 第3四半期決算 堅調な業績を維持
(5333)日本ガイシが2025年3月期第3四半期の決算を発表した。売上高は4,554億円(前年同期比7.8%増)と堅調に推移し、営業利益は624億円(同24.0%増)、経常利益は614億円(同29.4%増)、純利益は410億円(同21.0%増)と、大幅な増益となった。
セグメント別では、エンバイロメント事業(自動車排ガス浄化用部品やセンサー)が2,888億円(同1.7%増)で、EV市場の鈍化が影響し伸び悩んだ。一方、デジタルソサエティ事業(半導体製造装置用部品・HDD用圧電マイクロアクチュエーター)は1,239億円(同21.4%増)、エネルギー&インダストリー事業(がいしや送配電機器関連)は434億円(同17.3%増)と好調だった。特に、米国や国内の送配電投資の活発化が業績を押し上げた。
財務状況も安定しており、自己資本比率は62.2%(前年同期比0.5ポイント上昇)。自己株式の取得・消却も行い、資本効率を向上させた。通期業績予想は据え置き、売上高6,200億円(前年比7.1%増)、営業利益780億円(同17.5%増)、純利益530億円(同30.7%増)を見込む。
今後の株価の動向は、半導体や電力インフラ需要の継続的な拡大がカギを握る。短期的には為替の変動も影響するが、長期的な成長ポテンシャルは十分にあると言えそうだ。
セグメント別では、エンバイロメント事業(自動車排ガス浄化用部品やセンサー)が2,888億円(同1.7%増)で、EV市場の鈍化が影響し伸び悩んだ。一方、デジタルソサエティ事業(半導体製造装置用部品・HDD用圧電マイクロアクチュエーター)は1,239億円(同21.4%増)、エネルギー&インダストリー事業(がいしや送配電機器関連)は434億円(同17.3%増)と好調だった。特に、米国や国内の送配電投資の活発化が業績を押し上げた。
財務状況も安定しており、自己資本比率は62.2%(前年同期比0.5ポイント上昇)。自己株式の取得・消却も行い、資本効率を向上させた。通期業績予想は据え置き、売上高6,200億円(前年比7.1%増)、営業利益780億円(同17.5%増)、純利益530億円(同30.7%増)を見込む。
今後の株価の動向は、半導体や電力インフラ需要の継続的な拡大がカギを握る。短期的には為替の変動も影響するが、長期的な成長ポテンシャルは十分にあると言えそうだ。