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    AI相場復活のカギ
    ASMLホールディングは29日、2024年通期および第4四半期の業績を発表した。2024年通期の売上高は283億ユーロ、純利益は76億ユーロとなった。第4四半期の売上高は93億ユーロ、純利益は27億ユーロを記録し、四半期ベースで過去最高を更新した。

    2025年第1四半期の見通しについて、売上高は75億〜80億ユーロ、粗利益率は52〜53%を予想している。2025年通期の売上高は300億〜350億ユーロ、粗利益率は51〜53%を見込んでいる。久々の好決算で第一関門は通過した。

    メタの決算発表で、大規模投資が再確認されることがAI相場復活のカギとなりそうだ。メタは2025年のAI関連インフラ構築に600億〜650億ドル(約9兆3800億〜10兆1700億円)を投じる計画だ。2ギガワット(GW)超の電力を消費する大規模データセンターの建設も含まれている。特に、NVIDIA製の最先端GPUの確保が重要視されており、メタは年末までに130万基以上のGPUを保有する計画だ。

    マイクロソフトは2025年度のAI関連設備投資として約800億ドル(約12兆5000億円)を見込んでいる。同社は2024年7〜9月期に200億ドル、10〜12月期に約210億ドルの設備投資を行っており、四半期ベースで過去最高を更新し続けている。

    さらに、オープンAIのサム・アルトマンは「マイクロソフトとのパートナーシップの次のフェーズは、誰もが予想していたよりもはるかに素晴らしいものになるでしょう。」と発言している。オープンAIは、米政府機関による使用に特化して開発した「チャットGPT Gov」を発表した。マイクロソフトのクラウド「アジュール」上で動かすが、これが重大発表ではなさそうだ。

株式情報更新 (1月30日)


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