（4733）オービックビジネスコンサルタントは、2025年3月期第3四半期累計期間の決算を発表した。売上高は前年同期比14.2%増の347億63百万円、営業利益は同20.0%増の159億11百万円、経常利益は同19.4%増の168億52百万円、四半期純利益は同21.5%増の117億22百万円となり、過去最高業績を更新した。

主力のクラウドサービス収益が大幅に伸長し、売上高を押し上げた。クラウド関連の売上高は前年同期比41.4%増の189億63百万円となり、全体の54.6%を占めるまでに成長した。一方、オンプレミス型の売上高は同34.3%減の14億27百万円と減少した。

2025年3月期の配当予想を修正し、期末配当を1株当たり5円増配の50円とした。これにより年間配当は前期比20円増配の100円となる見込みだ。配当性向は45%程度を予定しており、株主還元の強化を図っている。

通期業績予想については、売上高480億円（前期比14.4%増）、営業利益215億円（同14.7%増）、経常利益224億円（同12.7%増）、当期純利益157億4百万円（同13.5%増）を見込んでおり、前回予想を据え置いた。

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