（278A）Terra Droneは、インドネシアのジャカルタ郊外で運航管理システム（UTM）を活用した複数ドローン飛行の実証実験を実施したと発表した。この実験は2025年1月22日と23日の2日間にわたって行われ、インドネシア国内で初めてUTMを使用した複数ドローン運用の実証となった。

実験は経済産業省の「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」の一環として実施された。実験では、農業、物流、セキュリティの3つのシナリオを想定し、複数のドローンによる飛行を行った。使用されたドローンは米国製、日本製、インドネシア製、中国製の機体で、農薬散布や配送、監視・点検といったユースケースを想定して飛行を実施した。

インドネシアは、オイル・ガス産業でのドローン点検市場や大規模農業での活用、離島間物流など、ASEAN諸国の中でもドローン市場の拡大が期待されている。2024年の人口が世界4位であることからも、今後多くのドローンの利活用が進むと予測されている。

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