（3943）大石産業は、配当方針の変更および2025年3月期の期末配当予想の修正を発表した。同社は創業100周年を記念した特別配当を実施するとともに、配当方針を見直し、株主還元の強化を進める。

大石産業は、配当方針として連結純資産配当率（DOE）を従来の1.5％以上から2.0％以上に引き上げる方針を決定した。この変更は、株主への長期的な利益還元をさらに充実させるためで、2026年3月期の中間配当および期末配当から適用される。

2025年4月に創業100周年を迎えることを記念し、期末配当として普通配当16円に加え、記念配当15円を実施する予定だ。これにより、1株当たりの期末配当金は31円となる。株式分割を考慮しない場合、年間配当金の予想は94円となり、前期実績の64円から大幅な増加となる。