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(3038) 神戸物産 過去最高益を更新し中期経営計画を上方修正
(3038)神戸物産は13日、2024年10月期の連結決算を発表した。売上高は前期比10.0%増の5078億円、営業利益は同11.8%増の343億円、経常利益は同5.4%増の315億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同4.3%増の214億円となり、過去最高を更新した。
業績好調の主因は、主力の業務スーパー事業の大幅な伸長だ。同事業の売上高は前期比9.4%増の4891億円に達した。インフレによる消費者の節約志向の高まりを背景に、プライベートブランド商品が好評を博し、多くのメディアで取り上げられたことも追い風となった。
外食・中食事業も好調で、売上高は前期比29.2%増の141億円となった。大型バイキングチェーン「神戸クック・ワールドビュッフェ」や焼肉オーダーバイキング「プレミアムカルビ」が新型コロナウイルス感染症拡大前の水準まで回復。惣菜店「馳走菜(ちそうな)」も店舗数を大幅に増やし、売上を拡大した。
2025年10月期の業績予想については、売上高5250億円(前期比3.4%増)、営業利益377億円(同9.8%増)、経常利益378億円(同19.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益240億円(同11.9%増)を見込んでいる。
好調な業績を受け、同社は2026年10月期を目標とした中期経営計画を上方修正した。売上高目標を従来の5430億円から5620億円に、営業利益目標を370億円から410億円に引き上げた。
今後も業務スーパー事業の拡大を軸に成長を続ける方針だ。2025年10月期末の業務スーパー店舗数は1118店舗(純増34店舗)を目指す。
業績好調の主因は、主力の業務スーパー事業の大幅な伸長だ。同事業の売上高は前期比9.4%増の4891億円に達した。インフレによる消費者の節約志向の高まりを背景に、プライベートブランド商品が好評を博し、多くのメディアで取り上げられたことも追い風となった。
外食・中食事業も好調で、売上高は前期比29.2%増の141億円となった。大型バイキングチェーン「神戸クック・ワールドビュッフェ」や焼肉オーダーバイキング「プレミアムカルビ」が新型コロナウイルス感染症拡大前の水準まで回復。惣菜店「馳走菜(ちそうな)」も店舗数を大幅に増やし、売上を拡大した。
2025年10月期の業績予想については、売上高5250億円(前期比3.4%増)、営業利益377億円(同9.8%増)、経常利益378億円(同19.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益240億円(同11.9%増)を見込んでいる。
好調な業績を受け、同社は2026年10月期を目標とした中期経営計画を上方修正した。売上高目標を従来の5430億円から5620億円に、営業利益目標を370億円から410億円に引き上げた。
今後も業務スーパー事業の拡大を軸に成長を続ける方針だ。2025年10月期末の業務スーパー店舗数は1118店舗(純増34店舗)を目指す。