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2024/11/20 05:56
(7012) 川崎重工業 民間航空機エンジンのMRO(整備・修理・オーバーホール)事業に参入
川崎重工業が、2026年度に民間航空機エンジンのMRO(整備・修理・オーバーホール)事業に参入することが明らかになった。同社は2031年度までに年間50台以上の整備体制を構築し、年間売上高500億円以上を目指すという。
投資額は約70億円で、兵庫県の明石工場と西神工場の2拠点で体制を整備する。まずは同社が開発・部品製造に参画している「PW1100G-JM」エンジンの整備から着手する。このエンジンはエアバスのA320neoに搭載されており、需要の増加が見込まれている。
航空機エンジン事業では、一般的に開発・販売よりもアフターサービスの方が採算性が高いとされる。川崎重工業はこのMRO事業を民間航空機部門の新たな柱として育成する方針だ。
PW1100G-JMエンジンの整備は、開発元のインターナショナル・エアロ・エンジンズ(IAE)が各国の航空会社から受注し、MRO実施企業に配分する仕組みとなっている。これにより、川崎重工業は安定的な受注を見込める。
投資額は約70億円で、兵庫県の明石工場と西神工場の2拠点で体制を整備する。まずは同社が開発・部品製造に参画している「PW1100G-JM」エンジンの整備から着手する。このエンジンはエアバスのA320neoに搭載されており、需要の増加が見込まれている。
航空機エンジン事業では、一般的に開発・販売よりもアフターサービスの方が採算性が高いとされる。川崎重工業はこのMRO事業を民間航空機部門の新たな柱として育成する方針だ。
PW1100G-JMエンジンの整備は、開発元のインターナショナル・エアロ・エンジンズ(IAE)が各国の航空会社から受注し、MRO実施企業に配分する仕組みとなっている。これにより、川崎重工業は安定的な受注を見込める。