令和6年9月の機械受注実績及び10～12月の受注見通しが発表された。機械受注は持ち直しの動きに足踏みがみられる状況だ。

9月の受注総額は前月比2.9%減となり、3か月連続で減少した。内訳を見ると、民需（船舶・電力を除く）が0.7%減、官公需が13.6%増、外需が10.3%増となっている。
業種別では、製造業が1.5%増となった一方、非製造業（船舶・電力を除く）は1.1%増にとどまった。

10～12月の受注見通しについては、受注総額が前期比6.0%増と予想されている。内訳では、民需（船舶・電力を除く）が5.7%増、官公需が27.0%増と見込まれる一方、外需は5.0%減と予想されている。

製造業は12.2%増、非製造業（船舶・電力を除く）は15.0%増と、いずれも2桁の伸びが見込まれている。