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2024/11/18 07:22
(7011) 三菱重工業 豪州次期フリゲート艦、日本の「もがみ型」が最終候補に残る
オーストラリアの次期フリゲート艦調達計画で、日本の三菱重工業(7011)が建造する「もがみ型」が最終候補2カ国の1つに選ばれた。老朽化が進む豪海軍のフリゲート艦を刷新するもので、新型艦11隻の導入を目指している。総費用は10年間で110億豪ドル(約1兆1000億円)に上る大型案件だ。
豪州は当初、日本、ドイツ、韓国、スペインの4カ国の艦船を候補に挙げていたが、今回2カ国に絞り込んだ。もう1カ国の具体名は明らかにされていないが、豪メディアはドイツとの見方を示している。最終決定は2025年の予定で、2029年末までに最初のフリゲート艦を受け取る計画だ。
この案件は、2021年に日本が敗れた豪州の次期潜水艦受注競争の教訓を生かす機会となっている。当時、400億ドル規模の潜水艦共同開発でフランスに敗れた日本は、国際的な武器輸出市場での経験不足を露呈した。
豪州は当初、日本、ドイツ、韓国、スペインの4カ国の艦船を候補に挙げていたが、今回2カ国に絞り込んだ。もう1カ国の具体名は明らかにされていないが、豪メディアはドイツとの見方を示している。最終決定は2025年の予定で、2029年末までに最初のフリゲート艦を受け取る計画だ。
この案件は、2021年に日本が敗れた豪州の次期潜水艦受注競争の教訓を生かす機会となっている。当時、400億ドル規模の潜水艦共同開発でフランスに敗れた日本は、国際的な武器輸出市場での経験不足を露呈した。