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2024/10/28 09:05
(4063) 信越化学工業 売上高は前年同期比5.9%増の1兆2,664億円、営業利益は6.2%増の4,057億円
信越化学工業の2025年3月期第2四半期(中間期)売上高は前年同期比5.9%増の1兆2,664億円、営業利益は6.2%増の4,057億円となった。
半導体市場の一部回復を背景に、電子材料事業が好調だった。同事業の売上高は9.3%増の4,644億円、営業利益は21.1%増の1,867億円と大幅な伸びを記録した。シリコンウエハーやフォトレジストなどの半導体材料の出荷が伸びたことが寄与したとみられる。
一方、主力の生活環境基盤材料事業は、塩化ビニルの価格上昇などにより売上高は3.8%増の5,094億円となったものの、営業利益は7.9%減の1,521億円と減益となった。
通期の業績予想は据え置かれ、売上高2兆5,000億円(前期比3.5%増)、営業利益7,350億円(同4.8%増)を見込んでいる。配当については、中間配当を1株当たり53円(前年同期比3円増)とし、期末配当も同額の53円を予定している。これにより年間配当は前期比6円増の106円となる見通しだ。
信越化学は半導体材料事業を中心に堅調な業績を維持しているが、世界経済の不透明感が続く中、今後の市場動向が注目される。
半導体市場の一部回復を背景に、電子材料事業が好調だった。同事業の売上高は9.3%増の4,644億円、営業利益は21.1%増の1,867億円と大幅な伸びを記録した。シリコンウエハーやフォトレジストなどの半導体材料の出荷が伸びたことが寄与したとみられる。
一方、主力の生活環境基盤材料事業は、塩化ビニルの価格上昇などにより売上高は3.8%増の5,094億円となったものの、営業利益は7.9%減の1,521億円と減益となった。
通期の業績予想は据え置かれ、売上高2兆5,000億円(前期比3.5%増)、営業利益7,350億円(同4.8%増)を見込んでいる。配当については、中間配当を1株当たり53円(前年同期比3円増)とし、期末配当も同額の53円を予定している。これにより年間配当は前期比6円増の106円となる見通しだ。
信越化学は半導体材料事業を中心に堅調な業績を維持しているが、世界経済の不透明感が続く中、今後の市場動向が注目される。