ファーマフーズは、2024年10月22日、伊藤忠商事と資本業務提携すると発表した。

ファーマフーズが開発・製造した機能性素材・機能性製品を伊藤忠商事が持つネットワークを通じて国内・海外に販売する。また、協業推進に必要な人材リソース、ノウハウなどの提供・共有を行う。

ファーマフーズは、第三者割当による自己株式処分により、伊藤忠商事に87万2400株(3％)を割り当て、伊藤忠商事の議決権所有割合は3.02％となる予定。ファーマフーズは7.61億円を調達し、人件費・研究開発費・広告費などに充当するとしている。

ファーマフーズの24年7月期の経常利益は48.2％増の52.49億円、25年7月期は56.2％減の23億円を計画する。「ヘルスケアのリーディングカンパニー」の実現に向け、今後5年間で300億円規模の挑戦的な投資を開始するとしており、50億円を卵殻膜バイオものづくりプロジェクト、120億円を医薬品新工場の建設、100億円を米国での「FDA GRAS」認証に向けたGABAの開発やM&A、人的資本投資に充当するとしている。

ファーマフーズの株価は1.52％高の868円で推移している。PERは15.22倍、配当利回りは2.88％。