レナサイエンスは、2024年8月19日、糖尿病患者のインスリン投与量を予測するAIの臨床性能試験を開始すると発表した。薬事承認のための検証的臨床試験で、東北大学など国内5医療機関で実施する。2025年3月31日までを予定する。

東北大学、NEC、NECソリューションイノベーターとともに、非専門医にも専門医レベルのインスリン治療を実行できるよう支援するAIを活用したプログラム医療機器に取り組み、糖尿病治療支援AI「DM-SAiL」を開発。「DM-SAiL」は糖尿病専門医の判断とインスリン単にで2単位以下の誤差精度で予測が可能。実用化できれば、糖尿病満船合併症の進行抑制や入院中の有害事象の抑制などが期待できるとしている。