注目銘柄
2024/5/23 09:04
グラフコアは、AI(人工知能)をサポートするために設計されたチップの一形態であるインテリジェンス・プロセッシング・ユニット(IPU)に特化した新興の半導体メーカーで、英アームとは異なるタイプの半導体技術に取り組んでいる。
データセンター内のAIソフトウエア処理を支援するIPUの設計を手がけ、自社製品を米エヌビディアのハイエンド画像処理半導体(GPU)に匹敵すると唱い、サムスン電子やボッシュ、セコイア・キャピタルなどから資金調達した経緯がある。
マイクロソフトは、アームの設計を元にしたクアルコム製の半導体を採用した。新型AIパソコンには、AI処理に特化した効率的な計算をこなすNPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)を搭載する。
IPU、NPUと呼び方は違うが、いずれもAIをサポートする重要な技術だ。グラフコアは、エヌビディアの有力なライバルと目されていたが、米国が対中輸出規制を強化したことで勢いを失い、従業員は22年10月の620人から400人前後まで減少しているようだ。5月までに資金調達できなければ事業継続が危ういとされている。
昨年9月頃にも買収を打診したとの報道もあるが、グラフコアは否定していた。同じ英国のアームが買収する方法もあるかも知れない。どちらにしても、5月中に結論が出るはずで、株価が真実を表しそうだ。
データセンター内のAIソフトウエア処理を支援するIPUの設計を手がけ、自社製品を米エヌビディアのハイエンド画像処理半導体(GPU)に匹敵すると唱い、サムスン電子やボッシュ、セコイア・キャピタルなどから資金調達した経緯がある。
マイクロソフトは、アームの設計を元にしたクアルコム製の半導体を採用した。新型AIパソコンには、AI処理に特化した効率的な計算をこなすNPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)を搭載する。
IPU、NPUと呼び方は違うが、いずれもAIをサポートする重要な技術だ。グラフコアは、エヌビディアの有力なライバルと目されていたが、米国が対中輸出規制を強化したことで勢いを失い、従業員は22年10月の620人から400人前後まで減少しているようだ。5月までに資金調達できなければ事業継続が危ういとされている。
昨年9月頃にも買収を打診したとの報道もあるが、グラフコアは否定していた。同じ英国のアームが買収する方法もあるかも知れない。どちらにしても、5月中に結論が出るはずで、株価が真実を表しそうだ。