アドバンテストの2024年3月期の営業利益は51.3%減の816億円となった。
半導体市況の弱含みで顧客サプライチェーンでの設備余剰が発生し、需要が減少。のれんの一部減損損失90億円の計上などが影響した。
2025年3月期は10.3%増の900億円を計画する。生成
AI関連の投資活発化が予想され、
半導体市場は暦年後半から活況に転じると考えるとしている。一方、
自動車や産業機器関連では
半導体試験装置への投資に一服感があることや、
スマートフォン市況の回復の不透明感などから回復に時間を要すると想定している。