第2四半期の7－12月売上は2.3％増の69億円、営業利益は6.1％増の8億5200万円、純利益は4.8％増の5億8400円となった。システム開発、クラウドサービス、セキュリティの主要３分野の売上が伸長し、増収増益となっている。クレジットカード会社向けの大型案件で、システム開発は増加した。受注については、受注高は97億円（前年同期比51.3％増）、受注残高は138億円（同49.5％増）となっている。

中期事業計画で拡大を目指しているクラウドサービスについては、売上高11億円（前年同期比33.9％増）、売上総利益1億8000万円（同7.2倍）となった。クラウドサービスは主に複数年契約の受注となっており、12月末時点で受注残高は70億円となっている。

6月通期売上は12.2％増の150億円、営業利益は44.5％増の22億5000万円、純利益は36.5％増の15億9000万円を据え置いた。

2024年6月期からは、配当性向を4割程度から5割程度へと方針変更している。初の中間配当は15円とした。期末配当は普通配15円と記念配10円の25円を予定している。