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    2023/9/22 10:28
    (9984) ソフトバンクグループ アウトルックを「ポジティブ」に変更
    S&Pは、ソフトバンクグループ(SBG)の長期発行体格付けのアウトルックを「安定的」から「ポジティブ」に変更した。長期発行体格付けは「BB」に据え置いた。アーム上場によりSBGの投資ポートフォリオの流動性が大きく回復したことで、投資資産の質が改善したうえ、今後1年程度その状態が続くと見ている。投資ポートフォリオにおける上場資産比率は、長期格付けを「BB」に引き下げた際の約38%から、アーム上場時点で約70%に回復したとS&Pは試算している。

    アームの上場に加え、世界的にテクロノジー企業の株価が回復しつつあることも、SBGの投資ポートフォリオ全体の資産リスクを一定程度抑制する。資産リスクが高い未上場株式に投資するファンド事業が、投資ポートフォリオに占める割合は4割から3割に低下したと試算している。半導体業界におけるアームの高い事業面の競争力と、有利子負債がない強固な財務基盤に支えられて、アーム単体の信用力は親会社を大きく上回ると指摘した。

株式情報更新 (11月23日)


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