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    2023/8/14 10:36
    (6810) マクセル ガラス投写型高精細ディスプレイを開発
    マクセルは、高効率なバックライトを開発し、乗用車、商用車、電車などのフロントガラスおよび、アミューズメント施設や店舗内のガラスに投写できる小型かつ、高精細なBM-Displayを開発した。マクセルは、2021年4月より乗用車向けのAR-HUDを量産しているが、BM-Displayは、ARHUDで培った高効率なバックライト技術をベースに製品の小型化(約1.3L)・軽量化(約1kg)を実現し、これまで搭載できなかった小型車両や商用車、建設車両、電車などのフロントガラスおよび、デジタルサイネージ向けとして施設内の透明ガラスに投写することができる。

    自動車の場合、フロントガラスの下端部にナビゲーション、インジケータ―、警告などが表示できるため、これまでのメータなどに比べ視点移動が少なく安全性の向上が期待できる。従来のHUDは車両のガラスに合わせてカスタマイズが必要なため、開発期間が長く、導入コストが高くなってしまうことが課題となっていたが、BM-Displayは高解像度化とマクセル独自の画像補正技術で製品の共通化を図り、低コスト化、開発期間の短縮を実現した。

株式情報更新 (11月25日)


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