大和ハウス工業は、英国における分譲マンションの開発を行うための子会社を設立する。資本金は約330億円で、大和ハウスが75％を出資、25％は海外の不動産会社から出資を受ける。欧州で分譲マンションを開発するのは初めてだが、中国での大型マンション開発の成功例もあり、住宅不足に悩む英国でも需要が大きいと見ている。

大和ハウス工業は、1965年にベトナム・ハノイで初めて海外マンション事業を開始。その後、中国、タイ、フィリピン、インドネシア、シンガポール、マレーシア、インドなど、アジアを中心に海外マンション事業を展開している。今期マンション事業の海外売上高は975億円で、英国でもノウハウを活かせると見ているようだ。