ＡＣＳＬは、国連専門機関である万国郵便連合（ＵＰＵ）に、ドローン関連企業として世界で初めて加盟した。万国郵便連合は192カ国の加盟国を持つ国際機関で、加盟により、世界各国におけるドローンを活用した郵便・物流サービスに関するシステムやガイドラインなどの標準化、日本がこれまで実施してきたドローンを活用した郵便・物流サービスに関する実証を、連携しながら各国へと展開していくことが出来る。

ＡＣＳＬは、2018年に航空法が改正された際に、日本郵便と日本で初めてレベル3飛行（補助者なし目視外飛行）を実現し、2022年12月にはレベル4での運用を前提とした新たな物流専用ドローンを発表している。ペイロード（最大積載量）が1.7キログラムから5キログラムになり、最大飛行距離が10キロメートルから35キロメートルに伸びているなど、大きく性能面で進化した。